サービス・商品トランスコスモス(東京都豊島区)は27日、サプライチェーンの需給調整・計画業務を支援する「trans-scManager」の機能を拡充し、需要予測、補充計画、在庫配置最適化に関する機能の提供を開始すると発表した。従来の在庫可視化・分析に加え、予測、計画、出荷指示までを一貫して支援する。
EC(電子商取引)市場の拡大や商品の多品種・小ロット化、調達リードタイムの変動、物流コストの上昇、人手不足などを背景に、企業の需給管理は複雑化している。販売実績や在庫、販促、天候などの情報が複数の部門やシステムに分散し、担当者の経験や判断に依存することで、欠品や過剰在庫、緊急配送の増加につながる場合もある。
新機能では、販売・出荷実績や販促情報、天候などを活用し、複数の予測モデルから商品ごとに適したモデルを選んで需要を予測する。その結果と現在庫、安全在庫、リードタイムなどを基に発注数や補充数量を算出し、在庫補充や在庫移動を支援する。製品リニューアルなどで販売実績データが分断される場合は、名寄せによってデータの連続性を確保する。
また、AI(人工知能)によるデータ収集や予測、調整案の作成と、BPOによる判断・承認、例外対応、関係先との連携、進捗管理を組み合わせる。確定した計画に基づく出荷データの作成にも対応し、欠品の抑制や在庫の適正化、在庫・物流コストの最適化につなげる。
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