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パッカー3Q利益44%増、部品売上がけん引

2026年10月28日 (水)

財務・人事米商用車大手パッカーは27日、2026年7-9月期の売上高が79億4000万ドル、最終利益が8億4750万ドルだったと発表した。前年同期と比べ売上高は19%増、最終利益は44%増となった。トラック事業の採算改善に加え、補修部品事業の売上高が過去最高を更新したことなどが業績を押し上げた。

7-9月期の世界の新車トラック納車台数は4万100台で、前年同期の3万1900台を上回った。内訳は米国・カナダが2万3800台、欧州が1万400台、その他地域が5900台。トラック部門の売上高は56億240万ドル、税引き前利益は4億5450万ドルとなった。

補修部品を手がけるパッカー・パーツの売上高は17億8000万ドルと四半期ベースで過去最高を記録した。税引き前利益は4億440万ドル。パッカーは部品物流網の拡充も進めており、フランスに新たな部品配送センターを設ける計画を明らかにした。24年に開設したドイツの拠点と合わせ、欧州でDAFの販売店や顧客向け供給体制を強化する。現在は世界21か所、総面積400万平方フィート超の部品配送センターを運営し、2000か所超のDAF、ケンワース、ピータービルトの販売・サービス拠点などを支えている。

トラック市場について、同社は26年の米国・カナダのクラス8トラック販売台数を24万-26万台、27年を24万-28万台と予測する。欧州の16トン超市場は26年、27年ともに30万-32万台を見込む。南米の16トン超市場は26年が10万-10万5000台、27年が10万5000-11万5000台と予想している。

また、ケンワースとピータービルト向けの新たな車両情報基盤「PACCAR Connect」を27年初めからクラス8トラックに搭載する。テレマティクスや車両データ、顧客向け業務アプリ、電子運行記録を統合し、車両運行やフリート管理の効率化を図る。

26年1-9月期では、売上高が222億6000万ドル、最終利益が22億ドルとなった。パッカーは27年も設備投資に6億5000万-7億ドル、研究開発に4億6000万-5億ドルを投じ、ディーゼル、ハイブリッド、EV向けパワートレインやコネクテッド車両、部品事業の強化を進める方針だ。

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