ロジスティクスエアロネクスト(東京都渋谷区)と子会社のNEXT DELIVERY(ネクストデリバリー、山梨県小菅村)は、松江市モーダルシフト協議会の取り組みとして、10月19-21日と26-28日に島根県松江市で、トラック共同配送とドローン配送を組み合わせた地域物流の実証実験を実施した。将来的なドライバー不足や中山間地域での物流維持を見据え、行政文書や調理済み食事、軽貨物の配送で運用性や採算性を検証した。
実証では、物流事業者や荷主の荷物を配送拠点に集約し、ミドルマイルをトラック共同配送、ラストマイルをドローンで担うモデルを想定した。第1期では松江市役所本庁付近の末次公園と玉湯支所の間で文書を配送し、往復11キロ、飛行時間20分程度で運航した。

▲市役所付近の上空を文書を載せて飛行する飛行するマルチユースドローンPF4(出所:エアロネクスト)
第2期では、高齢者施設向けの調理済み食品製造・販売や配食事業などを手がけるモルツウェル(島根県松江市)の拠点から、介護施設へ調理済み食事や事務用品、衛生用品などを配送した。近距離ルートは往復5キロ、遠距離ルートは往復24キロで、最大35分程度飛行した。使用機体は最大積載量5.5キロのACSL製PF4と、最大30キロに対応するDJI製FC30。いずれもレベル3.5による自動遠隔運航を行った。
検証項目には、定時性や汚破損、保冷・保温状態などの物流品質、荷積みから荷下ろしまでの作業性、受け取り側の受容性に加え、トラック共同配送とドローン配送の組み合わせによるドライバー稼働時間の削減効果や採算性を盛り込んだ。
松江市では、運輸業・郵便業の就業者比率が3.0%と全国平均の5.3%を下回り、高齢化率も31.19%と高い。協議会は今後、実証データを分析し、公的施設や既存物流網を活用した地域物流モデルの事業化条件を詰める。
■「より詳しい情報を知りたい」あるいは「続報を知りたい」場合、下の「もっと知りたい」ボタンを押してください。編集局にてボタンが押された数のみをカウントし、件数の多いものについてはさらに深掘り取材を実施したうえで、詳細記事の掲載を積極的に検討します。
※本記事の関連情報などをお持ちの場合、編集局直通の下記メールアドレスまでご一報いただければ幸いです。弊社では取材源の秘匿を徹底しています。
LOGISTICS TODAY編集局
メール:support@logi-today.com
LOGISTICS TODAYでは、メール会員向けに、朝刊(平日7時)・夕刊(16時)のニュースメールを配信しています。業界の最新動向に加え、物流に関わる方に役立つイベントや注目のサービス情報もお届けします。
ご登録は無料です。確かな情報を、日々の業務にぜひお役立てください。

































