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タベテク、農作物の鮮度保持実証を受け付け

2026年11月2日 (月)

▲マイクロラボの使用イメージ(出所:タベテク)

サービス・商品タベテク(東京都千代田区)は2日、農作物の鮮度保持技術の効果を顧客の現場で検証する有償実証サービス「マイクロラボPoC」の受け付けを開始すると発表した。果物・野菜・いも類などを対象に、倉庫や選果場、工場の一角で試験を行い、腐敗によるロスの削減や歩留まり改善、出荷・販売期間の拡大に向けた導入判断を支援する。標準期間は12週間で、固定価格で提供する。

実証では、鮮度保持装置「プラズマパレット」と計測機器を使用する。空気をプラズマで処理して生成したガスを用い、防カビ剤などの薬剤を追加せずに農作物の品質維持を目指す。同一ロットの農作物を処理区と対照区に分け、現行の保管・処理方法との違いを比較する。

評価項目と判定基準は事前に合意し、腐敗・カビの発生率、重量減少率、外観の変化などを確認する。糖度や食味は品目と顧客の課題に応じて評価項目に設定し、温度・湿度などの環境情報と併せて分析する。終了後は測定データと検証レポートを提供し、報告会で結果を説明する。

標準構成は1品目につき処理区と対照区が各1パレット。設置面積はパレット2台分程度と作業スペースを目安とし、冷蔵庫内にも設置できる。顧客は試験用の農作物、設置スペース、電源を用意し、入出庫・保管作業に協力する。

標準工程は設計・設置に2週間、処理・保管試験に8週間、分析・報告に2週間を設定する。試験期間は品目の保存性や保管条件に応じて事前に調整する。費用には試験設計、装置・センサーの貸与と設置、品質測定、分析、報告を含み、合意した実施範囲内で途中の追加見積もりは行わない。

対象は生産者・農業法人、選果場、食品加工、輸出入、倉庫・物流、卸・小売などの事業者や自治体。提供地域は日本国内で、料金や別途実費が発生する条件は無料相談時などに案内する。

同社はこれまで、トルコで収穫・処理した柑橘を日本へ81日間かけて輸送するなど、国内外で実証を重ねてきた。こうした知見をサービスに活用し、検証結果に基づいて実運用規模での実証や本格導入へ進むかを判断できる仕組みとする。次の段階への契約は前提とせず、条件を変えた再試験や導入の見送りにもデータを活用できる。

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