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フォトン、南ア生産を軸にアフリカ市場深耕

2026年11月4日 (水)

国際中国の商用車メーカー、福田汽車(フォトン)は10月29日、南アフリカのポートエリザベスでアフリカ地域の販売代理店や顧客企業を対象としたパートナー会議を開催した。アフリカ42か国から販売代理店や主要顧客、業界関係者ら700人近くが参加し、現地工場の見学や商用車の試乗を通じて生産体制と車両性能を紹介した。

会議に合わせて公開したのは、ポートエリザベスのクーガ開発区にある北汽集団の南アフリカ工場。同工場では溶接、塗装、組み立ての各工程を備えており、福田汽車のトラックについては2025年1月にセミノックダウン(SKD)方式による生産を開始した。同年3月には大型トラクター「AUMAN」(欧曼)の試験組み立てを実施し、初号車がラインオフした。8月末までにトラックのSKD方式による量産を開始し、9月末にはピックアップトラックのコンプリートノックダウン(CKD)方式による小規模な試験生産にも着手した。

現地生産の拡大は、完成車の輸出・販売を中心とした事業から、アフリカ域内での製造や車両の現地仕様への対応を組み合わせた事業体制への転換を図るもの。地域内の供給体制を整えることで、各国の道路事情や輸送用途に合わせた車両展開につなげる狙いがある。

(出所:福田汽車)

会場では大型トラック、小型トラック、ピックアップトラック、バンを展示した。幹線物流や建設資材輸送、都市部・地方間の配送など、異なる輸送条件を想定した車種を紹介するとともに、試乗会では各車両の動力性能や操縦安定性、乗り心地を参加者が確認した。ピックアップトラック「TUNLAND G7」による走行実演も行った。

アフリカ市場では、商用車の輸送用途や道路環境が地域によって大きく異なる。福田汽車は南アフリカの生産拠点を軸に、現地生産の拡充と車両仕様の適応を進め、販売代理店との連携を強化する。

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