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中国商品価格指数反落、化学品は上昇続く

2026年11月6日 (金)

調査・データ中国物流購買連合会が5日発表した2026年10月の中国コモディティー価格指数(CBPI)は137.0ポイントとなり、前月比0.5%低下した。前年同月比では21.0%上昇した。中東情勢の不安定化や国際金融市場の変動に加え、一部業種で原材料価格の上昇分を製品価格に転嫁しにくい状況が影響した。商品価格は前年を大きく上回る水準にあるものの、足元では分野によって値動きに差が出ている。

分野別では、化学品価格指数が143.4ポイントとなり、前月比4.9%上昇した。前年同月比でも48.0%上昇し、主要6分野で最も高い伸びとなった。エネルギー価格指数は132.0ポイントで前月比1.0%上昇、前年同月比では36.4%上昇した。鉱産物価格指数も前月比1.9%上昇の67.9ポイントだったが、前年同月比では4.3%低下した。

一方、鉄鋼などの黒色金属価格指数は前月比1.3%低下の79.6ポイント、非鉄金属価格指数は1.6%低下の164.4ポイントとなった。農産物価格指数も2.0%低下の93.7ポイントだった。前年同月比では黒色金属が2.3%上昇、非鉄金属が20.5%上昇した一方、農産物は1.2%低下した。

重点監視対象の50品目では、前月から価格が下落した品目が27品目と全体の54%を占め、上昇は22品目、横ばいは1品目だった。上昇率が大きかったのは「パラキシレン」が11.4%、「ポリプロピレン」が7.6%、「燃料油」が7.2%。一方、「炭酸リチウム」は23.2%低下し、「エチレングリコール」が17.4%、「原料炭」が7.9%それぞれ下落した。

個別品目では、軽油が前月比6.4%上昇、ガソリンが0.1%上昇した一方、天然ガスは横ばいとなった。鉄鋼関連では熱延鋼板が2.4%低下し、冷延鋼板も1.8%下落した。農産物では大豆が4.5%上昇したものの、トウモロコシは3.5%低下した。

同連合会は、中東の紛争継続に伴う原油価格の上昇やエネルギー供給・輸送のリスクが依然として高いと指摘する。また、国連食糧農業機関(FAO)と世界銀行は、黒海地域の輸送障害やエルニーニョ現象、エネルギー・肥料価格の上昇が国際穀物市場のリスクを高める可能性があると警告している。

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