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Resilire、供給網リスク管理で米国市場開拓へ

2026年11月5日 (木)

サービス・商品Resilire(レジリア、東京都港区)は5日、東京都中小企業振興公社が運営する「令和8年度 地域間経済交流事業 アメリカ・テキサス州 ハンズオン支援プログラム」に採択されたと発表した。サプライチェーンリスク管理クラウド「Resilire」の米国市場での提供価値を検証し、事業展開に向けた取り組みを進める。

同プログラムは、東京都と米テキサス州が締結した中小企業の相互支援に関する覚書に基づき、都内中小企業の同州への進出を支援する事業。採択企業には企業ごとの課題に応じた個別支援に加え、法務・税務会計などの専門家への相談、現地行政機関や企業、大学研究機関とのネットワーキングや訪問、市場調査、拠点設立に向けた支援などを提供する。

テキサス州には製造業やエネルギー、ITなどの産業が集積している。国際空港や港湾を備え、メキシコと国境を接するなど、国境を越えたサプライチェーンを支える立地条件を持つ。企業進出に伴って部品供給や物流などの需要が広がる一方、供給途絶や遅延につながるリスクへの対応も課題となっている。

Resilireは、一次取引先より上流を含むサプライチェーン情報を収集、更新、可視化するリスク管理サービス。サプライヤーと共同で供給網を可視化し、災害や事故、地政学リスクなどをリアルタイムで検知する。影響範囲の把握や初動対応、平時のリスク分析・評価を支援し、製薬、化学、自動車などの製造業で利用されている。

同社は今回の支援を活用して、テキサス州の製造業企業や日系企業、現地パートナーとの対話を重ね、市場ニーズや商習慣への理解を深める。日本の製造業で培ったサプライチェーン可視化とリスク管理の知見を現地の課題に合わせて磨き、テキサス州を起点とした米国市場への事業展開につなげる。

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