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アジリティ、SPAC統合完了でナスダック上場

2026年11月6日 (金)

M&A米国の人型ロボット開発企業アジリティ・ロボティクスは、特別買収目的会社(SPAC)のチャーチル・キャピタルXIとの経営統合を完了した。統合後の普通株式は5日から米ナスダック市場で、証券コード「AGLT」として取引を開始している。物流や製造現場で商用稼働する人型ロボット「Digit」(ディジット)の展開拡大に向け、上場企業として事業基盤を強化する。

Digitは、物流施設や製造工場で繰り返し発生する作業や身体的な負担が大きい作業の自動化を目的とした人型ロボット。すでに米物流大手GXOロジスティクスや独シェフラー、トヨタ・モーター・マニュファクチャリング・カナダなどの施設で商用運用されており、実環境での累計稼働時間は6万5000時間を超える。

GXOとの契約を拡大し、2027年初頭から米国内の追加2施設でDigitを稼働させる計画だ。また、米農業機械大手AGCOとも商用契約を締結し、27年から米カンザス州ヘストンの製造拠点で実証運用を開始する予定となっている。

次世代モデル「Digit 5」では、人とロボットが近接して作業する環境での安全性向上を目指す。契約上の条件達成を前提とした複数年の受注額は3億ドルを超えている。量産体制の整備も進めており、米国内の製造施設「RoboFab」は年間最大1万台の生産能力を想定して設計した。クラウド型管理基盤「Agility Arc」を通じて、複数のロボットを一元的に導入・管理する仕組みも提供する。

経営統合に伴い、既存のアジリティ株主は保有株式の全てを統合後の会社の株式として継続保有する。既存株主とSPACスポンサーが保有する株式には、一定の株価条件に基づく早期解除を除き、統合完了後180日間の売却制限が設けられる。

米アジリティ、4.65億ドル調達で商用化加速

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