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燈、熟練者の判断を学ぶAIエージェント提供

2026年11月6日 (金)

サービス・商品燈(東京都千代田区)は5日、設備レイアウトや生産計画、人員配置などを最適化するAIエージェント「Spica」(スピカ)の提供を開始したと発表した。熟練者とのやり取りから判断基準を引き出し、計画の最適化と技能継承につなげる。半導体工場などの建設計画ですでに導入され、設備レイアウトの初期検討を1カ月から1日に短縮した実証結果も出ている。

製造や建設の現場では、設備の配置や人員などを決める際、安全基準や稼働率、コスト、作業効率など複数の条件を考慮する必要がある。熟練者が経験に基づいて判断しているケースも多く、従来の最適化ツールでは、言語化されていない判断基準を反映することが難しかった。

(出所:燈)

Spicaは、顧客から提供された資料やデータを基に制約条件を整理して最適案を提示する。熟練者が案を修正、承認すると、AIがその内容から新たな制約条件を提示して再計算する。こうした作業を繰り返し、暗黙知となっている判断基準を明らかにするとともに、判断の根拠を言語化して蓄積する。

同社によると、設備レイアウトでは配置案1件の作成時間を従来の1か月から1日に短縮し、一度に比較できる案を3案から100案に増やした。条件変更後の再検討も2週間から半日に短縮したという。設備投資額は従来比5%削減し、稼働率は7%向上したとしている。

燈は、人手不足や熟練者の引退による技能継承を製造・建設現場の課題とみている。Spicaを通じ、熟練者に依存してきた判断基準を明らかにし、計画業務の効率化とノウハウの継承を支援する。

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