ピックアップテーマ
 
テーマ一覧
 
スペシャルコンテンツ一覧

アズビル、建物管理システムにモバイル対応機能

2014年5月16日 (金)

サービス・商品アズビルは19日、建物設備の管理情報をWebを利用して簡単に入力、検索、管理ができ、日々のメンテナンス業務の情報共有や効率化を低コストで実現するクラウド型建物設備管理支援システム「ビルディング・サポート」に、タブレット型モバイル端末から操作できる「モバイル保守管理支援機能」と、建物設備の中長期保全計画を自動作成する「中長期保全計画支援機能」を追加し、販売を開始する。

ビルディング・サポートは、これまで紙ベースで管理されていた建物設備保全に関する情報やデータを標準化されたワークフローで一元管理し、Web上で関係者が把握・確認できるシステム。

今回の機能追加は、「機械室などの作業現場でも過去の保全情報を確認し的確な判断をしたい」「点検結果の報告や作業の引継ぎをどこからでも受け取りたい」「ベテラン技術者でなくても設備運転の異常を確実に捉えたい」「労力がかかる中長期保全計画を簡単に作成したい」といったビルオーナーやビル管理者のニーズに応えたもの。

追加機能の一つ「モバイル保守管理支援機能」は、タブレット端末を用いて設備機器の定期点検・日常点検の記録、トラブル対応記録の表示・検索ができる機能で、「音響データ診断」「運転データ分析」を搭載、ベテラン技術者のような高度な設備診断を実現する。

また、「中長期保全計画支援機能」は、設備性能を常に良好な状態に保てるよう、定期保全データと寿命部品の修繕・交換情報を元に、重要な設備機器全体のライフサイクルを考慮した中長期保全計画を自動で作成できる。

ビルディング・サポートの利用料金はビル1棟当たり月額2万5000円で、モバイル保守管理支援機能と中長期保全計画支援機能の追加料金は、それぞれ1台当たり月額1万円。