ロジスティクスSBSロジコムは5月30日、50人以上が勤務する22事業所へAED(自動体外式除細動器)の設置が23日に終了した、と発表した。
この結果、同社のAED設置事業所数は既に導入している10か所と合わせて32事業所に拡大。従業員4900人に対するカバー率は90%となった。
AEDを導入した事業所では、緊急時に備えて正しい使用方法、人工呼吸・心臓マッサージなどの救命措置方法を学ぶ講習会を段階的に開催する。
AEDは、心不全などで心停止状態の重篤者へ蘇生処置を行う救命医療機器で、2004年4月に一般市民の使用が認められて以降、公共施設や商業施設など不特定多数が集まる施設で導入が進み、13年度時点で38万台が全国に設置されている。