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物流施設など誘致

大和ハウス、JT防府工場跡地で工業団地造成

2014年9月25日 (木)

拠点・施設大和ハウス、JT防府工場跡地で工業団地造成大和ハウス工業は25日、山口県防府市との間で、日本たばこ産業(JT)防府工場跡地に工業団地「防府テクノタウン」を造成する協力協定書を締結した、と発表した。今後、同社は防府市、山口県と協力して工業団地への企業誘致に取り組む。

中国地方で同社が工業団地の開発を手掛けるのは初めて。

現地は1909年から2012年3月末までの103年間にわたり、たばこ原料工場として稼働していたが、たばこ製造の中止に伴い、閉鎖された。その後、同社がJTから土地を一括して購入し、工業団地として分譲するとして8月29日に土地売買契約を締結、工業団地の開発計画がスタートした。

工業団地の規模は、総事業面積(敷地面積)14ヘクタール、売却予定面積は13ヘクタールで、企業の製造施設、物流施設、研究所など事業展開に沿った大型施設、エリア拠点の新設などの進出需要を見込む。

団地の6キロ圏内にはブリヂストン防府工場、マツダ防府工場・中関工場、協和発酵バイオ山口事業所防府などが集積。JR山陽本線防府駅から3.7キロ、山陽自動車道防府東ICから5.8キロと、中国・九州地方へアクセスしやすい立地が特徴。重要港湾に指定された三田尻中関港にもアクセスしやすい。大和ハウス、JT防府工場跡地で工業団地造成

同社は29日にJTとの土地決済を行い、行政から開発許認可を取得した後に、造成工事に着手する。建築条件付きの事業用地の販売もこのタイミングで開始する。

工業団地の概要
名称:「防府テクノタウン」
設置場所:山口県防府市大字新田字築地、字川筋村
事業規模:60億円(土地と建物)
総事業面積:14万1646.56平方メートル

事業スケジュール
2014年8月29日
土地売買契約締結

2014年9月25日
山口県防府市との協力協定締結

2014年9月29日
土地決済、所有権移転

2015年1月頃
許認可取得

2015年1月頃
造成工事開始・販売開始

2015年8月頃
造成工事完了