宝HD、物流関連コスト比率が0.1ポイント上昇

財務・人事宝ホールディングスが5日発表した4-9月期決算によると、同社の「運送費」と「保管料」を合わせた物流関連コストが売上高に占める割合は3.8％となり、前年同期に比べて0.1ポイント上昇した。

売上高は3.7％伸び1011億3000万円となったが、物流関連コストが5.4％増の38億5000万円と、売上の伸びを上回った。

また、通期は売上高が4％増となる一方、物流関連コストの伸びがより大きくなると予想、対前年7.7％増の83億円を見込む。物流関連コスト比率は通期でも3.8％を維持する見通し。

連結（単位：百万円）	2015年3月期第2四半期	2014年3月期第2四半期
売上高	101,130	97,561
運送費、・保管料	3,850	3,652
物流関連コスト比率	3.8%	3.7%

［編集部注］
物流関連コスト比率は公表されている財務諸表から関連すると判断した数値を選び、売上高に占める比率を算出したもの。物流費の定義は企業ごとに異なる場合が多いため、厳密な指標ではなく推移を見るのに適している。