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関東の輸送動向、特積み・一般トラック輸送が7月に大幅減

2014年11月13日 (木)

国内関東運輸局がこのほどまとめた8月の管内輸送動向によると、前年同月に比べて5%以上輸送量・取扱量が増加したのは鉄道の車扱貨物(7.2%増)、成田空港の国際線輸出(8.7%増)、羽田空港の国際線発着貨物(88.3%増)、普通倉庫の月間入庫高(8.1%増)にとどまり、トラック輸送(7月)は特別積み合わせ(6.9%減)、一般トラック(11.7%減)が大きく減少した。

宅配貨物は2.4%増となり、48期連続の増加を記録。冷蔵倉庫の月間保管残高は3.3%増で、20期ぶりに増えた。

JR貨物の管内発の荷動きは、車扱貨物が石油の増加で7.2%増、コンテナ貨物は0.5%減となった。トラック(7月)の荷動きは、特別積合せ貨物が6.9%減、一般トラックは11.7%減。宅配貨物取扱は2.4%増、トラックターミナルも2.1%増となった。

海運では、長距離フェリーが17.3%減、湾内フェリーは18.3%減となった。内航船貨物は2.9%増。港湾運送では、輸出入貨物が横浜港で0.4%増、東京港で8.5%減、千葉港で5.8%減となった。国内移出入貨物は横浜港18.5%減、東京港12.2%減、千葉港3.7%減。

航空は、成田空港の輸出入貨物が輸出8.7%増、輸入2.6%減となった。4月から国際便が大幅に増えた羽田空港の発着貨物は、国内線貨物が3.3%増、国際線貨物が88.3%増。

普通倉庫は月間入庫高が13.8%減、月末保管残高が8.1%増となった。冷蔵倉庫は、月間入庫高が3.1%増、月末保管残高が3.3%増だった。

関東の輸送動向、8月はトラック輸送が大幅減