日本コカ・コーラ、仙台コカの蔵王工場が復旧

拠点・施設日本コカ・コーラは21日、東日本大震災の影響を受けて製造を停止していた仙台コカ･コーラボトリング（仙台市）の蔵王工場（宮城県刈田郡）が、22日から製造を再開すると発表した。

仙台コカ･コーラでは、宮城県・福島県・山形県で清涼飲料水の製造・販売を行っていたが、地震、津波による影響を受け、各営業所と蔵王工場で営業活動や製造活動を一時休止していた。

従業員一同による懸命の復旧活動の末、3月下旬までに一部を除く営業所で活動を再開し、22日には蔵王工場でも製造を再開することになった。国内屈指の製造能力を備える蔵王工場が製造を再開することで、国内のコカ･コーラシステム全工場で製造が再開されることになる。

日本コカ・コーラでは「最盛期に向けた安定供給を大きく後押しすることになる」としている。