認証・表彰国土交通省は18日、第25回「日本鉄道賞」の受賞者を発表し、JR東日本とジェイアール東日本物流の「はこビュン」が、日本鉄道賞表彰選考委員会による特別賞「専用車両化で切り拓く新幹線物流」を受賞した。
はこビュンは、物流業界の人手不足やCO2排出量削減などへの対応を目的に、新幹線を活用して荷物を輸送するサービス。2023年から大口輸送の実証を重ね、25年4月には「はやぶさ」の一部客室を使った輸送を事業化した。26年3月からはE3系1編成7両すべての座席を撤去して床面をフラット化し、荷物棚へのラッシングベルト設置や床面の滑り止め加工などを施した荷物専用新幹線を投入している。

(出所:国土交通省)
車両基地ではAGV(無人搬送車)が複数のカゴ台車を自動搬送し、荷役の省力化も進める。選考委員会は、旅客用車両の一部利用から1編成全体を荷物専用に転換した点や、車両基地を活用した荷役効率化を評価した。一方、利用状況にはなお伸びしろがあるとし、安定した荷量の確保と収益向上を今後の課題として挙げた。
このほか、日本鉄道大賞にはJR九州の「つばめの大冒険」が選ばれ、JR東日本の設備点検技術、IRいしかわ鉄道の子育て支援施策も特別賞を受賞した。
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