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工具類や物流資材などの通販事業を展開するMonotaRO（モノタロウ）は22日、宮城県多賀城市に東北地方への早期配送が可能な新物流センター「第2ディストリビューションセンター」を5月26日に開設し、6月以降本格稼動させると発表した。
東北地方への取り扱い商品の早期配送、復興需要への迅速な対応を実現するため、宮城県多賀城市の「AMB仙台多賀城ディストリビューションセンター」内に新物流センターを開設するもの。
新物流センターでは、8346平方メートルの倉庫面積に約1万アイテムの商品を在庫する。震災の被害の大きい被災地近郊に物流センターを設けることで、被災地の事業者が必要とする工具・安全用品・工事用品などの商品のより迅速な提供を目指す。顧客による新物流センターでの商品の受け取りサービスも計画している。
また、同社の新物流センターで雇用する人材は、現地で10人規模の採用からスタートする準備を進めており、今後の展開によって100人以上の採用を想定。同社では「微力ながら地元の雇用創出にも貢献できるのではないかと考えている」としている。
MonotaROは主にインターネットやカタログを通じ、工場や作業現場で使用される様々な副資材や工具を中心とした約120万アイテムの商品を販売しており、3月24日には被災地必要資材購入サイト「PSEN.MonotaRO」を開設、被災地への支援を義援金、義援物資の提供だけでなく、迅速なサービスの提供を行なっている。
■被災地必要資材購入サイト「PSEN.MonotaRO」のURL
http://psen.monotaro.com/
