UDトラックス、アフターマーケット技能コンテストを開催

イベントUDトラックスは10日、アジア・アフリカ地域を対象としたアフターマーケット技能コンテスト「UDトラックス現場チャレンジ2014」の最終決戦を11月18日に開催し、上位3チームを決定したと発表した。南アフリカチームが優勝し、日本勢は2位と3位を独占した。

日本で開催した「現場チャレンジ」最終決戦には、6月から2回実施したオンラインによる学科競技の予選を通過した日本、マレーシア、南アフリカ、インドネシア、パキスタンの合わせて9チーム36人が参加。

参加者は数か月間チームで取り組んできた成果を発揮し、ほかのマーケットからの参加者と交流。優勝が南アフリカチーム、2位横浜カスタマーセンター、3位北海道・千歳工場と続いた。

現場チャレンジは、アフターサービスの重要性を従業員が再確認するとともに、UDトラックスがグローバルで品質向上に取り組む姿勢を内外に示す狙いで実施。参加国を初めてアジア・南アフリカ地域に拡大し、予選を含めて186のチームが参加した。

同社は専門性の高い整備士の育成や能力開発へ投資することで、整備士不足の課題に取り組んでおり、「24時間年中無休のアフターサービス体制の整備、遠隔故障診断や省燃費運転支援システムなどのテレマティクスの積極活用を顧客に訴求することで、稼働率向上を支援していく」としている。