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富士興産、姫路でバイオ重油の製造・出荷開始

2026年9月16日 (水)

荷主富士ユナイトホールディングスの富士興産(東京都千代田区)は16日、姫路製造所でバイオ重油の製造・出荷を開始したと発表した。産業用ボイラーや船舶向け燃料としての利用を想定し、小型から大型までのローリーによる出荷に対応する。

▲姫路製造所におけるバイオ重油の混和・製造設備(出所:富士ユナイトホールディングス)

姫路製造所は2025年11月からバイオディーゼル燃料を製造・出荷しており、今回、重油とFAME(脂肪酸メチルエステル)を混ぜたバイオ重油を新たに加えた。用途や顧客の要望に応じて混和率を変えることができ、重油の代替燃料として二酸化炭素排出量の低減に寄与する。

製造所の混和能力は毎時40キロリットルで、同規模の製造所として国内初となる「高性能濃度可変型ブレンダー」を導入。多様な混和率のバイオ燃料を柔軟かつ高精度に製造できる。さらにAI(人工知能)搭載カメラで設備の稼働状況を常時監視する保全管理システムも備え、製品の安定供給を図る。

敷地面積は約2200平方メートルで、年間出荷量はB5軽油換算で1万2000キロリットル。B100燃料、B5軽油、バイオ重油のほか、任意の割合で混和するBX燃料を取り扱う。物流面では小型ローリーと大型ローリーの双方に対応し、兵庫県、大阪府、岡山県を配送エリアとする。

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