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水素トラック普及具体化、独で800台導入申請

2026年9月16日 (水)

話題トヨタ自動車やダイムラー・トラック、ボルボ・グループなど8社は15日、ドイツ・ハノーバーで開催中の「IAA Transportation」で、2030年までの燃料電池トラック(FCトラック)普及に向けた具体策を公表した。ドイツの公的助成制度には、産業界から大型トラック800台と大規模水素ステーション70か所以上の導入申請が寄せられており、車両と燃料供給網を同時に立ち上げる構想を具体化する。

参加するのはダイムラー・トラック、ボルボ・グループ、ボッシュ、エア・リキード、トタルエナジーズ、TEALモビリティー、MBエナジー、トヨタの8社。液体水素と気体水素の供給網を拡大するとともに、1日最大100台のFCトラックに充填できる大容量ステーションの整備を進める。

(出所:トヨタ自動車)

車両側では、ダイムラー・トラックが顧客運用中のFCトラックで累計60万キロの走行実績を積み、26年末以降に次世代車100台を顧客向けに投入する計画を示した。30年までに水素トラック関連へ4億―6億ユーロを投じる。ボルボも30年頃の市場投入を見据え、FCトラックや水素エンジントラックの開発を進める。トヨタは燃料電池システムの技術・供給面で参画する。

普及にはディーゼル車と競争できるコスト水準が課題となる。各社は車両量産による価格低減、水素価格の引き下げに加え、ゼロエミッション車への通行料免除などの政策支援を組み合わせる方針だ。ドイツで構築するモデルを欧州全域へ広げるため、各国政府や欧州委員会にも車両購入と充填インフラへの支援策の連動などを求める。

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