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三菱重工、A320neo向けエンジンの形式承認を取得

2014年12月24日 (水)

荷主三菱重工業は22日、傘下の三菱重工航空エンジン(愛知県小牧市)が日本航空機エンジン協会の一員として、米・プラットアンドホイットニー(P&W)、独・MTUエアロエンジンAG(MTU) と共同開発していたエアバスA320ネオ向けエンジン「PM1100G-JM」で米国連邦航空局(FAA)の形式承認を取得したと発表した。

PW1100G-JMエンジンは、P&W、JAECやMTUが設立した合弁会社、インターナショナルエアロエンジン(IAE)が主体となり、2011年から開発から進めているもので、三菱重工航空エンジンは燃焼器部位の部品製造、燃焼器モジュールの組み立てを担当した。

このエンジンが搭載されるエアバスA320ネオは15年後半頃の運航開始を目指しており、確定発注している3800機のうち、1100機に採用されることになっている。