商船三井、2014年重大ニュース

ロジスティクス商船三井は2014年の重大ニュースを25日に発表した。内容は下記の通り。

■中期経営計画「STEE FOR 2020」を始動
・向こう3カ年の中期経営計画で、「変革を通じた確かな成長」をメインテーマに、最終年度の16年度に経常利益1000億円を目指す。（4月）

■LNG船事業
・中部電力向け新造LNG船の共同保有に合意（5月）
・三井物産向け新造LNG船2隻を成約（9月)
・東京ガス向け新造LNG船3隻を成約（2月、11月、12月）
・インド・リライアンス社と、6隻の大型エタン専用船の長期輸送契約を結び新規分野に参入（12月）

■海洋事業
・ロシア・ヤマルLNGプロジェクト向け新造LNG船3隻の投入を成約（7月）

■自動車船事業
・メキシコ出しNAFTA域内完成車輸送サービス開始（4月）

■油送船事業
・MHTL向けにメタノール専用船合計6隻を成約（2月）
・ベルゲン（ノルウェー）と合弁会社設立し、シャトルタンカー事業へ進出（9月）
・シナジーグループ（インド）と合弁で船舶管理・船員訓練事業を開始（10月）

■コンテナ船事業
・コンテナターミナル事業でブルックフィールドと戦略提携に合意（1月）
・コンテナ船共同運航組織「G6アライアンス」がアジア・北米西海岸や大西洋航路サービスを開始（5月）

■世界最高水準の安全運航に継続的な取り組み
・フィリピン海外雇用庁から「Award of Excellence」を受賞（2月）
・同社運航・管理船4隻が、日本水先人会連合から13年度「ベストクオリティーシップ賞」に選定（4月）
・同社運航船「SOMA MARU」が 「IBJ Award 2014」 において「Bulk Ship of the Year」を受賞（11月）

■環境保全への新規取り組み
・「ISHIN-III」の中核的要素技術である高効率排熱エネルギー回収システムの搭載船が竣工（7月）

■創業130周年を記念して社会貢献活動を実施
・東日本大震災被災地の教育支援「本でつなごう東北支援活動」、「キャリア教育講義」を実施（4-11月）
・全国の船員教育機関に船舶の額装写真を寄贈（9月）

■社会貢献活動
・エボラ出血熱感染拡大対策の緊急支援実施（9月）

■法令順守
・特定自動車運送業務の取引に関する公正取引委員会の発表を受け、法令遵守促進のための方策を策定し実施した。（3月）

■グループ会社の事業展開
・ダイビル、ハノイにてベトナムで２棟目となるオフィスビル取得契約締結（7月）
・グループ2社が合併し、海事コンサルティング・ケーブル船・海技訓練事業を継承するMOLマリン登場（10月）
・商船三井フェリー、北海道航路に省エネ・高速フェリー2隻新造代替決定（10月）