東京・博多で国際物流セミナー、日本関税協会

イベント日本関税協会は、6月から9月にかけて東京と博多で国際物流セミナーを開催する。中国貿易と通関、中国の特殊な商慣習、ベトナム進出の基礎知識、対アジアビジネスのリスク管理など、日本企業の進出が進む各国の制度、法的枠組み、基本的な考え方について、日本と異なる新興国でのビジネスリスクマネジメントを学ぶ。

「中国の通関と貿易」では、貿易制度、通関制度、中国国内の物流の実態を、「検証：中国貿易と通関（輸出編・輸入編）」では、中国サイドに軸足を置き、中国から日本へ輸出した場合と中国で日本から輸入した場合それぞれ陥りやす問題と解決策、中国独自の制度の活用法など解説する。

また、習近平体制のもと、通常の企業活動の一部が商業賄賂として摘発され、大きなペナルティを受けるケースが頻発していることを受け、合法ないわゆる「贈答・接待」との違い、これらにまつわる法的枠組みと対策を「中国での特殊な商慣習」で説明する。

さらに、チャイナプラスワンとして注目を集めるベトナムは「ベトナム進出の基礎知識」で進出を検討している企業向けに、ベトナムの背景や貿易の基本的な流れを解説。また、ベトナム進出済ませている、決定している企業に対しては、「ベトナム進出とビジネスリスク」進出後の労務、通関・税務リスクとその対応を説明する。

また、今年度から東アジア圏進出に潜むビジネスリスクとその対応包括的にとらえる講座「対アジアビジネスのリスク管理」を新設、博多会場で開催する。

詳細は下記URLを参照。
http://www.kanzei.or.jp/seminar/butsuryu.html