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1月の関東輸送動向、成田輸出が14.2%増加

2015年4月16日 (木)

調査・データ関東運輸局が16日発表した1月の管内輸送動向によると、前年同月に比べて5%以上輸送量・取扱量が増加したのは湾内フェリー(61.8%増)、外航船輸出入横浜(7.3%増)、成田空港国際線輸出(14.2%増)、羽田空港の国際線発着貨物(2.1倍増)、普通倉庫月間保管残高(5.9%増)、冷蔵倉庫月間入庫高(8.3%増)、冷蔵倉庫月間保管残高(7.8%増)だった。一方、長距離フェリー(15.3%減)、外航船輸出入東京(13.2%減)、外航船移出入千葉(21.3%減)、内航船移出入横浜(12.1%減)、内航船移出入千葉(8.3%減)、成田空港国際線輸入(6.7%減)は大きく減少した。

JR貨物の管内発の荷動きは、車扱貨物が石油などの増加で1.6%増、コンテナ貨物は1.1%増だった。

トラック(2014年12月)の荷動きは、特別積合せ貨物(10.3%減)と大きく減少し、一般トラックは0.6%増、宅配貨物取扱も0.6%増、トラックターミナルは3.3%増となった。

海運では、長距離フェリーが15.3%減、湾内フェリーは61.8%増、内航貨物船は2.2%減だった。湾内フェリーが大幅に増えているのは、天候などの影響による欠航が少なかったためとしている。

港運では、輸出入貨物が横浜港で7.3%減、 東京港で13.2%減、千葉港は21.3%減となった。国内移出入貨物は横浜港12.1%減、東京港4.5%減、千葉港8.3%減だった。

航空(速報値)は、成田空港での輸出入貨物が輸出14.2%増、輸入6.7%減となった。14年4月から国際便が大幅に増えた羽田空港の発着貨物は、国内線貨物が3.7%増、国際線貨物が2.1倍増だった。

普通倉庫は月間入庫高が0.6%減、月末保管残高が5.9%増となった。冷蔵倉庫は、月間入庫高が8.3%増、月末保管残高が7.8%増だった。