京極運輸商事、貨物の減収を倉庫・石油販売でカバー

ロジスティクス京極運輸商事が14日に発表した前3月期決算は、貨物自動車運送事業が中津事業所や鹿島事業所の閉鎖に伴う輸送量減少で減収だったが、倉庫事業や石油販売事業などの増収でカバーし、0.9％の増収を確保した。原油価格の下落による燃料費の減少、賃借料・減価償却費の削減で営業利益も2.6倍増となった。

今期は営業車両代替や施設の老朽化による設備投資増大などの懸念から、売上高85億5000万円（前期比5.4％減）、営業利益1億2000万円（21.1％減）、経常利益1億5000万円（17.2％減）、最終利益は1億円（7.5％増）を見込んでいる。

［京極運輸商事］2015年3月期連結決算（単位：百万円）