4月のチェーンストア販売額が13か月ぶりに増加

2015年5月20日 (水)

調査・データ日本チェーンストア協会が20日に発表した、4月のチェーンストア販売概況をによると、店舗調整後の総販売額は6.4％増加（前年同月比）して1兆829億円となり、13か月ぶりに増加に転じた。

調査対象60社の店舗数は204店舗増え、売場面積も0.9％増加した。部門別で増加したのは食料品（6859億円、7.5％増）、衣料品（988億円、8.4％増）、住関品（2355億円、4.9％増）で、サービス（33億円、1.7％減）、その他（612億円、1.2％減）は減少した。

4月は昨年の消費税増税の反動が全体的に影響したほか、食料品が農産品や畜産品の相場高の影響を受けて好調。衣料品は月後半からの気温上昇で春物衣料が好調、住関品も順調に推移した。

■部門別販売額（前年対比は店舗調整後）

取扱部門	構成比（％）	販売金額（万円）	前年同月比（％）	前月比（％）
総販売額	100.0	108,295,469	106.4	98.6
食料品	63.3	68,599,948	107.5	97.6
農産品	9.2	9,914,240	109.7	99.9
畜産品	7.4	7,987,948	107.7	98.8
水産品	5.9	6,379,832	104.7	96.1
惣菜	7.4	8,019,189	109.6	98.1
その他食品	33.5	36,298,739	106.9	96.9
衣料品	9.1	9,882,215	108.4	93.2
紳士衣料	1.8	1,909,796	101.8	98.7
婦人衣料	2.7	2,961,771	100.8	87.3
その他衣料	4.6	5,010,648	116.6	95.1
住関品	21.6	23,352,765	104.9	106.2
日用雑貨品	8.4	9,066,938	103.4	101.7
医療・化粧品	3.3	3,545,306	104.7	91.3
家具・インテリア	5.3	5,773,226	108.4	133.6
家電製品	0.9	955,271	113.8	78.6
その他商品	3.7	4,012,024	102	110.1
サービス	0.3	338,579	98.3	100.4
その他	5.7	6,121,962	98.8	93