6月のチェーンストア販売額が3か月連続でプラス

調査・データ日本チェーンストア協会が22日に発表した、6月のチェーンストア販売概況によると、店舗調整後の総販売額は0.3％増加（前年同月比）して1兆699億円となり、3か月連続で増加した。1月から6月までの累計では総販売額（店舗調整後）は6兆4525億円で前年並みだった。

調査対象59社で店舗数は前年と比べ142店舗増え、売場面積も0.8％増加した。部門別で増加したのは食料品（6918億円、2.8％増）のみで、衣料品（998億円、6.7％減）、住関品（2150億円、2％減）、サービス（29億円、2.1％減）、その他（602億円、6.8％減）は減少した。

食料品は相場高の影響もあって農産物、惣菜が好調に推移。衣料品や住関品は気温低下の影響を受けた季節商品は苦戦したが、総販売額としては0.3％増えた。

■部門別販売額（前年対比は店舗調整後）