全ト協、初公募理事長に元関東運輸局長・福本氏

話題全日本トラック協会は23日に開いた理事会で、公募していた理事長に元関東運輸局長の福本秀爾氏を選任した。全ト協は、昨年の事業仕分けで理事長職を公募で選定すべきとの指摘を受け、5月9日に公募を開始。3人の応募があり、その後辞退した1人を除く2人に対して面接審査を行い、役員選考委員会で候補者を選定していた。

理事長を初めて公募で選ぶ試みに注目が集まったが、結果として監督官庁出身の元官僚が選定されたことについて、全ト協では「公募プロセスをガラス張りにして透明化を図り、会員事業者の代表者が集まる理事会で選定された結果。『天下り』との指摘は当たらない」と話している。