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JMU、CSEトランス向け次世代省エネ貨物船を引渡し

2015年6月12日 (金)

荷主JMU、CSEトランス向け次世代省エネ貨物船を引渡しジャパンマリンユナイテッド(JMU、東京都港区)は12日、熊本県長洲町の有明事業所で建造していたCSEトランスポートコーポレーション向け次世代省エネ型バルクキャリア「中鋼探索」(チャイナスチールエクスプロレーション)を引き渡した。

中鋼探索は鉄鉱石・石炭の太平洋トレード用のケープサイズバルカーとしてヒット商品となった載貨重量トン数20万5000トン型船の後続船型で、載荷容量を増やし、GHG25%削減を目標に開発されたシリーズ船。

省エネ付加物や低風圧居住区による風圧抵抗の削減、低摩擦塗料による摩擦抵抗の削減、補機インバーター化、LED照明の採用による省電力化により、GHG削減、燃費性能の向上を追求。船級符号「EA」を取得しており、環境保護に配慮された船舶として認定を受けている。

■船舶の概要
主要寸法:全長299.99メートル×幅50メートル×深さ25メートル×喫水18.43メートル
載貨重量:20万9878トン
総トン数:10万7075トン
主機関:MAN-B&W 7S65ME-C8.2
航海速力:14.5ノット
定員:25人
船級:NK・CR
船籍:パナマ