ロジスティクス銘建工業(岡山県真庭市)は13日、関東向け集成材輸送でJR貨物を活用した鉄道輸送を本格導入したと発表した。2026年5月から本格稼働を開始し、従来のトラック・トレーラー輸送と組み合わせたモーダルシフトを推進する。
同社は、燃料価格の高騰やトラックドライバー不足など物流環境の変化を背景に、安定供給と環境負荷低減を両立する輸送体制の構築を進めている。今回の取り組みでは、関東方面のプレカット工場向け資材を対象に、3月にトライアル輸送を実施し、輸送品質やスケジュール面を検証した上で本格導入に踏み切った。
鉄道輸送は長距離・大量輸送で効果を発揮するとされ、国土交通省によると、1トンの貨物を1キロ輸送した際のCO2排出量は営業用貨物トラックの195グラムに対し、鉄道は19グラムと10分の1に抑えられる。

▲JR貨物コンテナを活用したトレーラー輸送のイメージ(出所:銘建工業)
銘建工業では、長距離幹線輸送を鉄道が担うことで、トラックは集配や現場対応に集中でき、輸送全体の安定化につながるとしている。また、今回の鉄道輸送はJR貨物のラウンド輸送にも寄与し、物流全体の効率化にもつながるとしている。
同社は集成材やCLTの製造に加え、木くずを活用したバイオマス発電事業など資源循環型事業を展開しており、今回のモーダルシフトも持続可能な物流体制構築の一環と位置づける。今後もトラックと鉄道の役割分担を進め、建材の安定供給と環境配慮を両立した物流体制の強化を図る。
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