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ロジネットJ、札証に改善報告書を提出

2015年6月17日 (水)

ロジスティクスロジネットジャパンは17日、グループ会社間の不適切な会計処理を原因として過年度にさかのぼって決算短信を訂正し、関連報告書の開示が遅れたことを受け、札幌証券取引所に改善報告書を提出した。

報告書では、会計処理が不適切になった原因を「認識の欠落」「体制不備」などと説明。開示が遅延した理由についても「適時開示に対する開示項目への理解不足」「社内のチェック体制が機能していなかった」「最新の適時開示ガイドブックが手元に整備されていなかった」などと弁明した。

その上で、改善措置として、セグメント間の収益・費用負担の是正、内部監査・監査役監査の強化、内部通報制度の整備、グループ間取引に関する規定などの整備と承認体制の見直し、会計監査人との連携強化、海事体制の不備解消に向けた改善措置――などに取り組むと表明。

さらに、社長、副社長、常務、前副社長らの1、2か月分の報酬を自主返上することや、役員賞与を支給しないことを決めた。