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4月復航が2%減少、アジア米国間のコンテナ動向

2015年7月15日 (水)

調査・データ日本海事センターが15日発表した、アジア米国間航路のコンテナ荷動き速報によると、4月の復航荷動き量は、前年同期と比べ2%減の57.1万TEUで、9か月連続の減少となった。

国・地域別では、南アジア揚(9.9%増)、ASEAN揚(1.8%増)、韓国揚(1.1%増)は増加したものの、台湾揚(18%減)、日本揚(5.5%減)、中国揚(1.7%減)は減少した。

日本揚は2014年の年計ベースの品目別順位で1位を占めるペットフードと動物用飼料(3.3%減)が2か月連続で増加、3位の家具や家財道具(3.3%増)が増えたものの、2位の肉とその調整品(13.4%減)、4位の野菜と種苗類が10%以上減少したことなどにより、5.5%減の7.1万TEUとなった。

中国揚は1位の紙・板紙類とその製品(7.1%減)、2位の木材とその製品(3.8%減)が減少、3位のペットフードと動物用飼料(36.8%減)などが大きく落ち込み、1.7%減少の24.2万TEUだった。中国・香港揚合計では1.6%減の27万TEUで9か月連続で減少した。

韓国揚は2位の紙・板紙類とその製品(5.6%減)、3位の肉とその調整品(5.3%減)、4位の家具・家財道具(15.1%減)が減少したものの、1位のペットフードと動物用飼料が34.2%と大幅に伸びたことで、1.1%増の5.5万TEUとなった。