ピックアップテーマ
 
テーマ一覧
 
スペシャルコンテンツ一覧

5月復航が5.9%減少、アジア米国間のコンテナ動向

2015年7月28日 (火)

調査・データ日本海事センターが28日発表した、アジア米国間航路のコンテナ荷動き速報によると、5月の復航荷動き量は、前年同期と比べ5.9%減の57.4万TEUで、10か月連続の減少となった。

国・地域別では、南アジア揚(4%増)のみが増え、日本揚(8.2%減)、中国揚(4.5%減)、韓国揚(1.7%減)、台湾揚(27.5%減)、ASEAN揚(1.1%減)は減少した。

日本揚は2014年の年計ベースの品目別順位で3位を占める家具と家財道具(19.5%増)が2か月連続で増えたものの、1位を占めるペットフードと動物用飼料(15.6%減)が3か月ぶりに減少、2位の肉とその調整品(16.9%減)、4位の野菜と種苗類が32%減少したことで、8.2%減の6.9万TEUとなった。

中国揚は4位の家具と家財道具(5.4%増)が5か月ぶりに増加したものの、1位の紙・板紙類とその製品(12.3%減)、2位の木材とその製品(7.7%減)が減少、3位のペットフードと動物用飼料(8%減)などの落ち込みで、4.5%減少の25.6万TEUとなった。中国・香港揚合計では4.9%減の28.4万TEUで10か月連続で減少した。

韓国揚は1位のペットフードと動物用飼料(5.7%減)が3か月ぶりに減少、2位の紙・板紙類とその製品(2%減)、3位の肉とその調整品(11.5%減)も減少したことで、1.7%減の5.5万TEUとなった。