国際航空機チャーターを手がけるチャップマン・フリーボーン(英国)は3日、欧州域内に搬入または通過する貨物を対象に、輸入管理システム2(ICS2)の申告代行サービスを開始したと発表した。ドイツの専門チームが開発し、親会社のアビア・ソリューションズ・グループ(アイルランド)内で導入した後、荷主やフォワーダー、物流事業者など外部企業にも提供する。

(出所:チャップマン・フリーボーン)
ICS2は、EU、スイス、ノルウェー、北アイルランドへ貨物を搬入または通過させる際、到着前に貨物情報や安全関連データを搬入略式申告(ENS)として提出する制度。航空、海上、道路、鉄道輸送が対象となり、税関当局が到着前に保安上のリスクを評価するために用いる。
新サービスでは、訓練を受けたドイツの担当者が申告書の作成から提出までを社内で担う。申告業務を外部事業者に委ねる必要を減らし、輸送情報を扱う関係者を絞ることで、情報不足の早期把握や手続き遅延の抑制を図る。
同社は、緊急貨物や高額貨物など、短い準備期間で輸送する案件での利用を想定。チャーター便の手配と申告業務を同一チームで進めることで、欧州向け輸送の計画や運航調整に通関前手続きを組み込み、時間制約の厳しい貨物への対応力を高める。
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