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文字認識ハンディにイーソルの開発支援ツールが対応

2015年8月27日 (木)

サービス・商品文字認識ハンディにイーソルの開発支援ツールが対応イーソル(東京都中野区)は27日、キーエンスが開発した文字認識エンジン搭載ハンディターミナル「BT-W85T」に、自社の無線LAN搭載ハンディターミナル向けエミュレータ開発支援ツール「eSOLイムゼン」が対応したと発表した。

イムゼンのスキャナ制御プログラムがバーコードに加え、文字読み取りにも対応したことで、任意の文字列や日付などの情報を読み取るアプリケーション開発が可能になる。

これによりBT-W85Tユーザーは、業務内容に応じた運用スタイルを実現するアプリケーションを、短期間・低コストで構築できるようになる。

イムゼンには、従来ユーザー自身が開発しなければならなかったスキャナ制御プログラムを標準で組み込んでおり、今回「OCR(光学文字認識)ツール」搭載のBT-W85Tをサポートしたことで、一次元・二次元コードだけでなく、一部記号を含む英数字の読み取りが可能になった。

読み取った文字はデータ化してサーバーに送信できるため、手入力が不要で、工数の削減や業務効率化につながるほか、ハンディターミナルとサーバー間の通信プログラム開発もあらかじめイムゼンに含まれていることから、ユーザーはアプリケーション開発に注力できる環境を整えられるようになる。

イムゼンで開発したアプリケーションは、OSが異なるハンディターミナル上でも無線エミュレータシステムとして動作し、ユーザーはハードウェア依存部を変更するだけで、同一アプリケーションを異種複数のハンディターミナルで使えるようになる。

アプリケーション起動中は常時サーバーと接続し、リアルタイムなデータ送受信、更新が可能。このシミュレータ機能により、手元に実機がなくてもハンディターミナル上で動作をイメージしながらアプリケーション開発をおこなうことができる。

同社は9月8日に開幕する「ロジスティクスソリューションフェア2015」(東京ビッグサイト西展示棟)にブースを出展し、OCR対応イムゼン、自社製ハンディターミナル「eSOLジェミナスシリーズ」、指定伝票発行プリンタ「PS-9010」を組み合わせたソリューションをデモとともに紹介する。

■問い合わせ先
イーソル
ロジスティクスエンジニアリング事業部
TEL:03-5302-0670
メール:le_mail_toiawase_12@esol.co.jp
URL:http://www.esol.co.jp/