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中部運輸局調べ

中部運輸局管内・6月、鉄道貨物が28%増加

2015年8月28日 (金)

国内中部運輸局がまとめた6・7月の管内輸送動向によると、鉄道貨物、宅配便、港湾運送が増加した一方、特別積み合わせ貨物、フェリーによるトラック航送台数、普通倉庫、冷蔵倉庫、国際航空貨物、国内航空貨物は減少した。

6月のJR貨物東海支社発の貨物量は40万600トンで、前年同月と比べ28%増加した。このうちコンテナ貨物は21万7400トンで5.9%増、車扱貨物が18万3200トンで70.3%増と車扱貨物が大きく伸びた。

トラック(7月)は管内の特別積み合わせ8社による輸送トン数が76万1400トンで1%減少した。宅配便(6月分、管内6社)は2556万9000個で4.8%増加。フェリーによるトラック航送台数(7月)は1万123台で4.7%下回った。

普通倉庫(6月)は入庫高25万8000トン(3.3%減)、月末保管残高51万4000トン(1.8%減)で回転率は51.3回(1.4回増)となった。冷蔵倉庫は入庫トン数4万6000トン(1.5%増)、月末保管残高8万トン(4.2%増)で回転率は57.3回(1.3回減)だった。

港湾運送(6月)は合計トン数1032万2000トン(2.1%増)で、このうち輸入トン数376万8000トン(0.4%減)、輸出トン数547万2000トン(5.8%増)、移入トン数50万2000トン(2.9%増)、移出トン数58万トン(12.9%減)となった。

中部空港の航空貨物(7月)は国際取扱トン数が1万3424トン(7%減)。国内取扱トン数は2364トンで13.1%減少した。