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7月の造船統計、生産指数13.5%増加

2015年9月17日 (木)

調査・データ国土交通省が17日に公表した7月の造船統計(速報)によると、造船主要53工場の鋼船受注・建造実績は受注6隻(29万総トン)、起工26隻(86万6000総トン)、竣工33隻(122万総トン)となった。

竣工船価は1203億円、生産指数は69.7(前年同月比13.5%増)で、このうち国内船の竣工実績は2隻(8000総トン)、生産指数は32.1となった。内訳は一般貨物船1隻、油送船の化学薬品船1隻。

輸出船の竣工実績は合計31隻(121万2000総トン)、生産指数71.6となった。輸出船の内訳は貨物船が29隻で、うち一般貨物船2隻(リベリア、マーシャル諸島向け)、ばら積み船9隻(マーシャル諸島、フィリピンなど向け)、コンテナ船1隻(パナマ向け)、自動車専用船1隻(パナマ向け)、鉱石兼ばら積み船12隻(パナマ、マーシャル諸島など向け)、木材兼撒積船4隻(マーシャル諸島、香港向け)。

油送船は2隻で、化学薬品船2隻(パナマ、シンガポール向け)となった。鋼船修繕実績は、123隻で工事金額は110億円。