山九、福岡市にアイランドシティ物流センター開設

拠点・施設山九は24日、福岡市東区の人工島「アイランドシティ」で新たな物流拠点「アイランドシティ物流センター」を開設した。

2012年に福岡市から取得した港湾関連地2万3140平方メートルに、5329平方メートルの保管面積を持つ鉄骨造・地上2階建て倉庫と、1万1805平方メートルの野積倉庫を新設した。

博多港の国際海上コンテナ貨物の60％を取り扱うアイランドシティコンテナヤードに隣接し、福岡空港、九州自動車道福岡IC、JR福岡ターミナル、博多駅が10キロ圏内に入る立地で、同社は輸出入コンテナ貨物の取り扱いを中心に国内外をつなぐ「ロジスティックハブ」としての成長を見込む。

今後は新センターに周辺の輸出入コンテナ貨物を集約し、同センターから5キロ離れた福岡物流センターDCとの連携して「3PLネットワーク機能」の強化につなげる。

■アイランドシティ物流センターの概要
所在地：福岡県福岡市東区みなと香椎2-25-16
倉庫面積：5329平方メートル（1階2674平方メートル、2階2655平方メートル）
構造：鉄骨造・地上2階建て
野積倉庫：1万1805平方メートル