日通商事、タイにロジスティクス･サポートセンター新設

拠点・施設日通商事は6日、タイ現地法人のAZLタイランドが同国3拠点目となる「ロジスティクス・サポートセンター」を開設したと発表した。

新LSセンターは高床式の建屋で倉庫両側の接車バースに片側6基、計12基のドックレベラー、横開きのトラックが接車可能なシャッタ一口を3か所設け、15メートルの庇を設置。大雨でも製品を濡らすことなく、安全でスムーズに荷役作業を行えるよう配慮した。

庫内の照明にはLEDを採用したほか、より明るく作業しやすい庫内とするため、天井から外光を取り入れる「トップライト」を9メートル間隔で設置した。

日通商事は1996年タイ・アユタヤに現地法人を設立し、梱包事業をスタートさせて以来、同国内でチョンブリ、レムチャバンなど7地区にロジスティクス・サポート拠点を整備。さらに、リース部門や南アジア地区営業開発部門の設置など、物流関連を中心に事業を拡大している。

■プラチンブリLSセンターの概要
所在地：バンコクから東に140キロ（プラチンブリ・ロジャーナ工業団地）
主要業務：量産梱包・一般梱包・商流・納代など輸出入付帯業務全般
敷地面積：3万平方メートル
延床面積：7420平方メートル
倉庫面積：6400平方メートル