拠点・施設DHLサプライチェーン(ドイツ)は9日、ドイツ中部テューリンゲン州アポルダで建設を進めている「イエナ・アポルダ物流センター」が上棟段階に達したと発表した。完成は2027年3月を予定する。半導体やハイテク製造、ヘルスケア、電池関連などの産業集積が進むイエナ周辺で、コントラクトロジスティクスの供給能力を拡充する。
敷地面積は6万4700平方メートルで、倉庫部分は2万7000平方メートル、オフィス・従業員施設は2300平方メートル超となる。技術系、産業系企業を主な顧客とし、既存顧客の事業拡大に対応するとともに、新規需要の取り込みも見込む。

(出所:DHL)
新拠点はイエナ、エアフルト、ワイマールの主要経済圏の間に位置し、イエナに拠点を持つ光学大手カール・ツァイスなど主要顧客への近接性も特徴とする。国内外のサプライチェーンを支える交通利便性を確保し、将来の増床余地も備える。
稼働時には50-70人程度を雇用し、28年までに100-120人規模へ拡大する計画。建物はドイツ持続可能建築協会「DGNB」のゴールド認証基準に沿って整備し、太陽光発電設備、空気熱源ヒートポンプ、蓄電設備、EV充電設備を導入する。自動化やデジタル化にも対応できる設計とし、今後の顧客需要や物流オペレーションの高度化を見据える。
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