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NTT西日本、恵那市で自動運転EVバス実証

2026年10月13日 (火)

ロジスティクスNTT西日本は9日、岐阜県恵那市で2年目となる自動運転EVバスの実証運行を開始すると発表した。2027年度中の自動運転レベル4実現を目指し、信号機と連携した車両制御や、複数自治体・複数車両を一体的に管理する遠隔監視体制を検証する。

▲Navya Mobility社製「EVO3」(出所:NTT西日本)

実証は恵那市を事業主体とし、東濃地域自動運転推進コンソーシアムの協力を得て実施する。同コンソーシアムには恵那市、多治見市、中津川市、瑞浪市、土岐市、下呂市が参画している。今年度も前年度に続き、国土交通省の「地域公共交通確保維持改善事業費補助金(自動運転社会実装推進事業)」の採択を受けた。

運行は自動運転レベル2で実施する。Navya Mobility製の「EVO3」を使用し、岩村城下町を周遊する1周2.4キロのルートを走行する。一般向けの運行期間は10日から12月12日までの45日間で、9時台から16時台に計9便を設定する。運賃は無料で、乗車には事前予約が必要となる。

技術面では、信号協調システムから取得した信号機の灯火色情報や残秒情報を車両制御に活用し、安全かつ円滑な交差点通過の実現に向けて検証する。

運行管理では、複数自治体・複数車両を一体的に管理する集約型遠隔監視システムの構築や、遠隔監視拠点の一元化について、実現可能性と費用削減効果を調べる。

恵那市では、人口減少や高齢化に伴う公共交通の担い手不足に加え、将来的なリニア中央新幹線開業を見据えた二次交通の整備が課題となっている。今回の実証で走行実績を蓄積し、技術面・運用面の課題や対処策を整理する。東濃地域での広域連携を進めながら、2027年度中のレベル4実現と自動運転バスの早期社会実装を目指す。

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