国際神戸市は5月23日、神戸商工貿易センタービルで上海輸出支援セミナーを開く。
中国で日本食ブームや食品の安全面から日本食材への需要が高まるなど、日本産品への関心が高まる一方、同国への輸出は通関手続きが煩雑で法的なリスクが伴うと見る向きも少なくないことから、法的リスク、輸出支援の仕組みに焦点を当てる。
ビズウィンコンサルティングの野呂良材氏(COO)が中国、特に上海への輸出に向けた取り組みを概説するところからスタートし、神戸市に本社を構える上組の岡靖宏氏(神戸支店営業開発部部長)は「新鑑真号をつかった物流システム」を紹介する。
新鑑真号は阪神港と上海港を結ぶ国際定期フェリーで、先代の「鑑真号」の後を受け1994年に就航。20フィートコンテナ250本分のシャーシを積載するほか、冷凍コンテナ用の電源も80台分備えている。
法的なリスクについては、現地でコンサルティング事業を展開する東町法律事務所の麦志明弁護士と西川精一弁護士が説明を受け持ち、最後に市が支援制度などの施策を紹介する。
セミナーは参加無料だが事前申し込みが必要。詳細は次の通り。
■開催概要
開催日時: | 2016年5月23日(月)15時-17時30分 |
会場: | 神戸市中央区浜辺通5-1-14神戸商工貿易センタービル14階(神戸貿易協会会議室) |
費用: | 無料 |
定員: | 60人 |
申込用紙URL: | http://www.city.kobe.lg.jp/information/press/2016/04/img/20160422140301.pdf |
主催: | 神戸市、ひょうご・神戸国際ビジネススクエア |
プログラム: | |
(1) | |
タイトル: | 中国(上海)輸出に向けた取り組み |
講師: | 野呂良材氏(ビズウィンコンサルティング代表取締役COO) |
(2) | |
タイトル: | 新鑑真号をつかった物流システム概要 |
講師: | 岡靖宏氏(上組神戸支店営業開発部部長) |
(3) | |
タイトル: | 中国取引における法務リスク |
講師: | 麦志明氏(東町法律事務所弁護士、東町商務コンサルティング(上海)董事長)、西川精一氏(東町法律事務所弁護士、東町商務コンサルティング(上海)董事長代理) |
(4) | |
タイトル: | 神戸市の施策紹介 |
■申込み・問い合わせ先
神戸市海外ビジネスセンター 神戸市経済観光局経済政策課海外展開支援担当 |
TEL:078-231-0222 |
FAX:078-231-0256 |