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三井造船、アクラソルシップ社向け省エネ運搬船引渡し

2016年5月27日 (金)

荷主三井造船、6万トン型ばら積み船「ジータ」引渡し1三井造船は26日、玉野事業所(岡山県玉野市)で建造していたアクラソルシップマネジメント社(マーシャル諸島)向け6万6000重量トン型ばら積み貨物運搬船「ジータ」が完成し、同日に引き渡したと発表した。

同船は、省エネ船型「neoシリーズ」の幅広浅喫水船型のバルクキャリアで、同船型の13隻目。主機関には、マルポール条約のNOx排出規制(ティア2)を満たした電子制御エンジンを搭載し、広い出力域で低燃費を実現した。

載荷重量6万6000トンを確保し、石炭、鉄鉱石、小麦、大麦、大豆をはじめとしたばら積み貨物のほか、長尺物やホットコイルなどの半製品輸送も対応可能としている。

■主要目
全長:199.99メートル
幅(型):36メートル
深さ(型):18.45メートル
総トン数:3万8237トン
載貨重量トン数:6万6609メトリックトン
主機関:三井-MAN B&W ディーゼル機関7S50ME-B9.3
航海速力14.5ノット(常用出力)
定員:24人
船級:日本海事協会
引渡日:2016年5月26日