JALが国際貨物の燃油サーチャージ基準改定、10年ぶり

ロジスティクス日本航空は5日、国際貨物の燃油サーチャージテーブルを10年ぶりに改定すると発表した。現行テーブルは基準とする価格（燃油指標価格）が1バレル35ドル以上となった場合に適用されるが、新テーブルは適用最低基準を20ドル引き上げ、60ドル以上とする。

これにより、指標価格が60ドル未満となった場合には燃油サーチャージが適用されなくなる。

指標価格は従来通り「シンガポールで取引されるジェット燃油（ケロシン）価格の前々月の平均値」とし、毎月（年12回）国土交通省の認可取得を前提に、指標価格に応じて60ドル以上から5ドル刻みで14段階に分けられた金額を適用する。

■新テーブル（左）と現行テーブル（右）の比較