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9月の宅配便6.6%増加、中部の運輸動向

2016年11月30日 (水)

調査・データ中部運輸局は11月29日、中部地方の運輸動向をまとめた。物流分野で5%以上増加したのは、宅配便、普通倉庫、港湾運送の輸出・移出入だった。一方減少は国際・国内航空貨物が減少した。

9月のJR貨物東海支社発の貨物量は44万3000トンで前年同期に比べて1.5%増。このうちコンテナ貨物が21万3000トンで4.2%増、車扱貨物が23万トンで0.8%減となった。

トラック(10月)は管内の特別積み合わせ8社による輸送トン数が71万6000トンで3.8%の減少。宅配便(9月分、管内7社)は2440万個で6.6%増加した。フェリーによるトラック航送台数(10月)は1万957台で1.5%減。

普通倉庫(9月)は入庫高29万9000トン(5.5%増)、月末保管残高52万3000トン(1.8%減)で回転率は57.8回(4.8回増)となった。 冷蔵倉庫は入庫トン数4万9000トン(1.9%減)、月末保管残高7万トン(4.6%減)で回転率は69.5回(2.2回増)だった。

港湾運送(9月)は輸入トン数397万6000トン(1.2%増)、輸出トン数597万4000トン(8.5%増)、移入トン数58万2000トン(9.4%増)、移出トン数63万4000トン(21.2%増)となった。

中部空港の航空貨物(9月)は国際取扱トン数が1万3875トン(5.8%減)。国内取扱トン数は1946トンで15.1%減少した。