ピックアップテーマ
 
テーマ一覧
 
スペシャルコンテンツ一覧

三井造船、シートレードHD向け6万トン型ばら積船引渡し

2017年1月6日 (金)

荷主三井造船、シートレードHD向け6万トン型ばら積船引渡し三井造船は5日、千葉事業所(千葉県市原市)で建造していたシートレードホールディング(マーシャル諸島)向け6万トン型ばら積み貨物運搬船「エスティーエイチチバ」が完成し、同日引き渡したと発表した。

同船は、同社の環境対応・低燃費船ラインナップ「neoシリーズ」の第三弾、6万トン型バルクキャリアー「neo60BC」の19番船。

石炭、鉄鉱石、小麦、大麦、大豆などのばら積み貨物のほか、長尺物やホットコイルといったの半製品輸送も対応可能となっている。船首・船尾には新開発の省エネ船型を採用し、平水中の抵抗推進特性だけでなく波浪中の耐航性や操縦性にも配慮した。

主機関にはマルポール条約のNOx排出規制(ティア2)を満たした電子制御エンジンを搭載し、幅広い出力域で低燃費を実現している。

■主要目
全長:199.99メートル
幅(型):32.25メートル
深さ(型):18.5メートル
総トン数万3万4551トン
載貨重量:6万456トン
主機関:三井-MANB&Wディーゼル機関6S50ME-B9.3 1基
航海速力:14.5ノット(常用出力)
定員:24人
船級:NK
船籍:キプロス
引渡日:2017年1月5日