寺田倉庫、天王洲本社内に建築模型工房開設

ロジスティクス寺田倉庫は7日、東京・天王洲の本社ビル内に建築模型工房「アーキテクチャーモデル・ワークショップ」を1日にオープンしたと発表した。

アートの発信地・集積地としての天王洲を目指す同社のコンセプト「テラダ・アートビレッジ」に基づき、「建築模型を通じて、人々と建築の関係性をより身近なものにしていく」施設として開設したもので、アトリエ長谷川匠が運営する建築模型制作に特化している。

建築模型の受注制作・修復のほか、建築模型制作に使用する人型シルエットなどのオリジナル商品販売、来場者の写真を工房で撮影し、当日その場で引き渡すオリジナルシルエットプレートの特注制作などを提供する。

工房内には天王洲のジオラマ模型や、著名建築家の写真資料、直筆サインなどを展示し、見るだけでも楽めるほか、併設の制作スペースでは実際に来場者が建築模型制作を行ったり、時間単位で模型修復を体験したりすることが可能。建築模型に関するイベントやワークショップも開催するという。

寺田倉庫が展開するテラダ・アートビレッジは、天王洲をアートの発信地・集積地とするための取り組みで、保税倉庫、燻蒸設備、シーズニングルームを完備し最適な条件で美術品を保管する倉庫、倉庫内に設置した美術作品の展示などに活用できる多目的スペース、建築倉庫ミュージアム、美術品の梱包・運送・展示をワンストップで手がける美術品総合サポート会社の拠点などで構成されている。

アーキテクチャーモデル・ワークショップの営業時間は日・月・祝祭日を除く11-19時。

■アーキテクチャー・ワークショップ
http://ahtamw.com/