サービス・商品ROBO-HI(東京都中央区)は7日、アルミ製造工場で重量物を無人搬送する「RoboCar AGV 50T – Al」の販売を同日より開始したと発表した。アルミ塊を溶解炉まで運び、炉の中へ投入する作業などをAGV(無人搬送車)で自動化する。最大60トンの重量物に対応する。

▲溶解炉への自動給材を無人で行う「RoboCar AGV 50T – Al」(出所:ROBO-HI)
主な対象は、アルミを溶かす工程である。これまで人が関わっていたアルミ塊の受け取りから炉までの搬送、炉への投入、AGVの帰還までを一連の流れで自動化する。高温で粉じんも発生する炉の周辺から作業者を遠ざけ、安全性の向上と省人化につなげる。
炉への投入には、最大60トンを積載できるAGVを使う。アルミ塊が入った専用容器を持ち上げて炉まで走行し、炉に扉を開ける信号を送る。扉が開いたことを確認すると前進し、車載装置でアルミ塊を炉内へ押し込む。投入後は扉を閉める信号を送り、次の搬送場所へ自動で戻る。
このほか、工場内で長いアルミ棒を運ぶ最大50トン積載のAGVも組み合わせる。長さ6メートルまたは12メートルのアルミ棒を、300メートル離れた工程間で往復搬送する。
同システムは2026年に実際の生産現場で稼働を開始しており、同社によると、これまで事故や稼働停止は発生していない。ROBO-HIは今後、アルミ製造をはじめ、重量物を扱う製造現場への導入を広げる。
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