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資源エネルギー庁調べ

原油輸入量16.3%減、5月の石油統計速報

2017年7月3日 (月)

調査・データ資源エネルギー庁が6月30日発表した5月の石油統計速報によると、原油輸入量は1371万キロリットル(kl)、前年同月比16.3%減となった。

輸入量はサウジアラビア(554万kl、0.3%減)、アラブ首長国連邦(306万kl、28.2%減)、クウェート(110万kl、10.2%増)、ロシア(94万kl、8.7%増)、カタール(105万kl、41.2%減)――の順で多かった。

同月の中東依存度は83.3%で、前年同月に比べて4.3ポイント減と2か月連続でに前年を下回った。

燃料油の生産は1338万kl(6.9%減)と4か月連続で前年を下回った。油種別では、軽油は前年同月を上回ったが、ガソリン、ナフサ、ジェット燃料、灯油、A重油、B・C重油は前年同月を下回った

燃料油の輸入は288万kl(18.4%増)と4か月連続して前年を上回った。輸出は250万kl(13%減)と4か月連続して前年を下回った。

国内販売は1325万kl(0.7%増)で6か月ぶりに前年を上回った。油種別にみると、ナフサ、軽油は増えたものの、ガソリン、ジェット燃料、灯油、A重油、B・C重油は減った。在庫は948万kl(3.8%減)で22か月連続して前年を下回った。ガソリン、ジェット燃料、A重油、B・C重油は増加したものの、ナフサ、灯油、軽油は減少した。