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佐川グローバル、コーエン向け物流業務にRFID導入

2017年9月1日 (金)

ロジスティクスSGホールディングス傘下の佐川グローバルロジスティクスは1日、同社の大型物流施設「東松山SRC」(埼玉県東松山市)で無線通信データを読み書きする自動認識システム、RFIDを用いた入出荷検品業務を開始した、と発表した。

アパレルブランドのコーエン(東京都港区)向け業務に導入したもので、入荷と出荷の2工程で行う検品業務にゲート式のRFID読み取り機を設置することで、入荷検品では1時間当たりの生産性が7.8倍、出荷検品でも8.9倍の向上に成功した。

同社は「生産性向上により、省人化を実現、物流業界の人員不足という課題に対応する新たな検品システムになる。コーエンが目指すサプライチェーンの最適化に物流工程で貢献することが可能となった」と評価。

今後は自社の物流ノウハウを活用して作ったWMSとRFIDを組み合わせた商品開発に取り組むとしている。